シップメント・インテリジェンス

コンテナ追跡から、 顧客の何が見えるのか?

2005年にSeaRates(後にDP Worldが買収)で初のマルチコンテナ追跡ソリューションを生み出したSergey Dzhashytovによる考察です。

フォワーダー向けシップメントインテリジェンス

貨物データを、 より良いサービスと新たなビジネスに。

顧客の貨物を追跡し、その輸送パターンを把握して、自社のサービスで顧客のニーズにもっと応えられる領域を見つけましょう。

まずは貨物の可視化から。顧客が許可したデータで、より明確な全体像を描きましょう。

業務の基盤

顧客との関係強化は、信頼できるサービスから始まります。

貨物の進捗、到着情報の更新、例外事象をチームの日常業務に取り込みましょう。顧客には貨物の状況をよりわかりやすく伝え、担当者は対応が必要な貨物に集中できます。

貨物の進捗を追跡

海上・航空の利用可能なマイルストーンを1か所で確認できます。

  1. ゲートイン · 寧波
  2. 本船に積載
  3. 出港 · 寧波

到着予定の変更を確認

ETAの更新情報を活用して、受け入れや二次輸送を調整できます。

変更前のETA

更新後のETA

ジュベルアリ · 受け入れ担当とトラック輸送に通知

フォローアップの優先順位付け

連絡や対応が必要な遅延などの例外事象を特定します。

例外 積み替えの遅延 コロンボ · 次の接続便まで留め置き

顧客へのフォローアップを推奨

サンプルイベント

利用できる情報と更新頻度は、船会社・航空会社のカバレッジと接続しているサービスによって異なります。

今後提供予定の機能

すでに取引している領域を把握し、さらに伸ばせる領域を見つける。

顧客がより広範な貨物ポートフォリオを共有している場合、自社の取扱量と、顧客の各ルートで確認できる総量を比較できます。商談で取り上げるべき航路を特定しましょう。

ルート別の自社シェア

Atlas Home · 2026年9月 · 海上FCL · コンテナ

サンプルデータ
  • 自社
  • 他社

寧波 → ジュベルアリ

50 自社 10%

上海 → ジュベルアリ

30 自社 33.3%

青島 → ジュベルアリ

12 自社 25%

塩田 → ジュベルアリ

8 自社 25%

接続データの総量: コンテナ100本 · 自社取扱い: 20 (20%)

データを表示
ルート別コンテナ本数と自社シェア(2026年9月)
ルート 自社 他社 合計 自社シェア
寧波 → ジュベルアリ 5 45 50 10%
上海 → ジュベルアリ 10 20 30 33.3%
青島 → ジュベルアリ 3 9 12 25%
塩田 → ジュベルアリ 2 6 8 25%
合計 20 80 100 20%

インサイト

寧波 → ジュベルアリは、この顧客の接続データにおけるコンテナ量の半分を占めています。現在、この航路での自社の取扱いは10%です。

判断

自社の運賃、トランジットタイム、サービス範囲が、このルートでの顧客のニーズを満たしているかを確認しましょう。

他社が取り扱っている量は検討すべき可能性を示すものであり、ビジネスを保証するものではありません。

提供中

この分析を支える2つの追跡Qubics。

このページの内容はすべて、貨物の事実データから始まります。現在そのデータを収集しているのが、Container TrackingとAir TrackingのQubicsです。

現在利用可能

210+ 社の船会社

Container Tracking

仕出地でのゲートインから仕向地での配達まで、船会社から得られるすべてのイベントを1つのタイムラインで確認しながら海上コンテナを追跡できます。

追跡方法 コンテナ番号 B/L番号 ブッキング番号

  • ゲートインから空コンテナ返却までのマイルストーン
  • 本船、航海番号、積み替え港
  • ETAの変更と遅延フラグ

260+ 社の航空会社

Air Tracking

仕出地での受託から仕向地での配達まで、すべてのフライト区間と乗り継ぎ空港を含めて航空貨物を追跡できます。

追跡方法 AWB番号

  • 受託から配達までのステータス
  • フライト区間と乗り継ぎ空港
  • ステータスごとの個数と重量
今後提供予定の機能

自社シェアの変化を把握する。

顧客の取扱量を自社の取扱量と並べて表示します。シェアの変化は、運賃、輸送能力、サービス範囲、サービス要件について有益な対話を始めるきっかけになります。

顧客の取扱量と自社シェア

Atlas Home · 2026年4月~9月 · 海上FCL

サンプルデータ
  • 自社
  • 他社
80
4月
84
5月
88
6月
92
7月
96
8月
100
9月

自社シェア 0~100%

25% 23.8% 22.7% 21.7% 20.8% 20%

25% → 20% シェアは5ポイント低下、自社取扱量は横ばい。

データを表示
月別の顧客取扱量と自社シェア(2026年4月~9月)
月 自社 他社 合計 自社シェア
2026年4月 20 60 80 25%
2026年5月 20 64 84 23.8%
2026年6月 20 68 88 22.7%
2026年7月 20 72 92 21.7%
2026年8月 20 76 96 20.8%
2026年9月 20 80 100 20%

インサイト

接続データの総量はコンテナ80本から100本に増加しました。自社の取扱量は20本のままだったため、シェアは25%から20%に変化しました。

判断

顧客の成長を後押しした新たな要件は何か、そして自社がそれに対応できるかを確認しましょう。

この変化は、顧客の不満や取引関係の喪失を意味するものではありません。

今後提供予定の機能

需要が高まる前にオファーを準備する。

過去の輸送パターンを分析し、繁忙期の前に顧客へのアプローチ、運賃交渉、スペース確保の依頼を計画しましょう。

過去の月別輸送量

Atlas Home · 2024年~2025年 · 海上FCL · 月間コンテナ本数

サンプルデータ
  • 2024
  • 2025

過去に取扱量が多かった時期

2025 2024
データを表示
2024年と2025年の月別海上FCLコンテナ本数
月 2024 2025
1月 50 55
2月 45 50
3月 60 65
4月 65 70
5月 70 75
6月 75 85
7月 110 120
8月 130 145
9月 120 130
10月 90 95
11月 70 75
12月 55 60

インサイト

サンプルの両年とも、月間取扱量は7月に増加し、8月にピークを迎えました。

判断

5月か6月にスペースと運賃の交渉を始め、その後、顧客の最新の計画を確認しましょう。

過去のパターンは計画の参考になりますが、ブッキングの予測ではありません。

今後提供予定の機能

顧客が利用しているサービスを把握する。

代替案を提案する前に、ルートごとの船会社の利用状況を確認しましょう。顧客の機器、スケジュール、サービス要件に合わせてオファーを調整できます。

寧波 → ジュベルアリの船会社構成

Atlas Home · 2026年9月 · 海上FCL · コンテナ50本

サンプルデータ

船会社A

30 60%

船会社B

12 24%

船会社C

8 16%

データを表示
寧波からジュベルアリへの船会社構成
船会社 コンテナ このルートに占めるシェア
船会社A 30 60%
船会社B 12 24%
船会社C 8 16%
合計 50 100%

インサイト

このルートの接続データにおけるコンテナ量の60%を船会社Aが輸送しています。

判断

まず船会社Aの同等のオファーを確認し、条件が合う場合は代替案も検討しましょう。

利用実績は、選好を証明するものではありません。船会社の選択は、輸送能力、契約、ルーティング要件などを反映している可能性があります。

今後提供予定の機能

最適な運賃を、最適な顧客に。

顧客の輸送パターンを、自社の運賃やQubics Clubで利用できるパートナーのオファーと組み合わせましょう。QSearchを活用すれば、チームは確認用の適切な提案を準備できます。

  1. 01

    ニーズを特定する

    検討するルート、機器、貨物の要件を選択します。

  2. 02

    適切な運賃を比較する

    有効期限、サービス内容、トランジットタイム、含まれる諸費用を基準に、利用可能なオファーを比較します。

  3. 03

    提案を準備する

    自社の取引条件を適用し、送信前に担当マネージャーがオファーを確認します。

接続と管理

顧客と一緒に全体像をつくる。

顧客がERPやその他の合意したソースから共有を選んだ貨物情報と、追跡データを連携させましょう。その情報を活用して、サービスを向上させ、適切なオファーを行えます。

  1. 1 顧客が許可した貨物データ
  2. 2 貨物インサイト
  3. 3 担当者が確認したオファー

合意に基づくアクセス

合意したサービスと商用目的のために共有された貨物範囲を分析します。

明確なカバレッジ

接続データの量と、顧客の輸送活動全体とを区別します。

意味のある紐付け

担当フォワーダーが特定されている場合にのみ、自社シェアを算出します。

シップメントインテリジェンスに関するよくある質問

ご質問はありますか?

すべての貨物を、顧客をより深く理解する機会に。

貨物の可視化と顧客インサイトが、貴社のオペレーションと営業チームをどのように支援できるかをご確認ください。